手持ちの車を廃車にしたいと考えている人は、必ずしなくてはいけないことがあります。
それは、ナンバープレートの返却です。
ナンバープレートとは、各地域にある運輸支局で管理されています。
ナンバープレートは、車の所持者の住所、氏名がわかるようになっています。
そしてナンバープレートが登録されている住所に、毎年自動車税の支払いの通知が届くようになっています。
なのでナンバープレートは、所持者を表すものとして、とても重要になります。
よくテレビなどで、犯罪が起きた場合、ナンバープレートから追跡されることがあります。
ナンバープレートによって逮捕されることがあったり、逆に盗難車を利用して犯罪を犯す人もいます。
車はある意味所有者を示す一つのものだとも言えます。
車を所有する人も、ほとんどの人が普段の生活の交通手段の一つとして持っている場合が多いです。
しかし何かの理由によって使用頻度がとても少ない場合があります。
すると毎年支払わなくてはいけない自動車税、自賠責保険、車検の際に支払う自動車重量税などの維持費のほうが高くついてしまいます。
さらにコレクションとして車を保持している人にとって、所有台数が多いほど負担が多くなります。
特に車は乗らないけれども、稀少価値の高い車だった場合は手放したくないと思う人もいます。
手元に置いておきたいけど、余計な経費は抑えたいという人には、一時抹消登録をして自動車税などを納めなくてもいい状態にしておく人もいます。
ただしこの状態にするためには、必ずナンバープレートを運輸支局に届け出なければいけません。
なので、ナンバープレートを外すということは、公道での運転は一切できない状態になります。
それでもかまわないと思うのであれば、一時抹消登録を行った方が、大事な車を無駄な経費をかけることなく大事に手元に置いておくことができます。
車を手元に置かず、解体処理したい場合も同じです。
ナンバープレートを返還することで、初めて永久抹消登録が可能になります。
なのでナンバープレートはとても大事な役割をしています。